

フィールドワーク機材の選び方2 〜焦点距離と被写体との距離〜
先日、東京藝術大学の仲間内で説明したカメラの選び方をFacebookに上げたところ、複数の方から「参考にしました」「どれを買ったら良いかしら」「買っちゃいました」という嬉しい連絡を受けました。 確かにフィルムカメラの時代と違って、今は誰でも簡単に大きいボケがあったり、パッキリ写っている美しい写真をデジタルカメラで撮れるようになりました。フィルムカメラを使うようになってそれをひしひし感じます。それゆえにカメラマンでなくとも、現場やイベント報告の写真をブログやHP、SNSでアップすることを迫られているのかもしれません。やってることはフィールドワークと大差ありません。あたかも「1億総フィールドワーカー時代」とでもいいましょうか。 というわけで、何回かに分けてフィールドワークに向けた機材の選び方や撮影方法をお伝えしてみようと思います。 第2回(第1回はGoogle Documentだったので後日整理します)はカメラを選ぶ際に常に問題になるレンズの焦点距離と被写体との距離(ワーキングディスタンス)です。焦点距離とは何かと言うと、レンズの合焦位置とセンサーと


フィルムカメラ ミノルタα-7000購入 その1
またカメラ買っちゃいました。フジ好きなのに浮気をして、まさかのαシリーズ! あのAFの常識を塗り替えたフルサイズの名機! 皆さん大好きそう、ミノルタ α-7000!!! 21世紀のこのご時世にフルサイズミラーレスカメラとして一世を風靡したSONY α7ではなく、1985年に実用的なAFで一世を風靡したMINOLTA α-7000です……。 まさに親子ほどの年齢差もあるこの2台。なんで親の方を買ってしまったのか。 今回、ボリビアでフィルム購入・現像ができることがわかった(しかも現像は2,30円?)ので、満を持して2万円握りしめて(比喩)新宿へ行ったわけですよ。 これまで先達から Leica Summicron-R 50mm f/2 やらMC Flektgon 20mm f/2.8を譲り受け、ライカR6.2やPentax SPや芸大の写真センターで無料で貸してくれるニコンFM10やらでフィルムカメラの練習してきて気に入ったので、気軽なサブ機としてボリビアに連れて行く相棒を欲していました。なんせ、メイン機としてはFUJIFILM X-E2やFUJIFI